原卵で入荷した数の子を、塩分の薄い塩水で1〜2日間かけて十分に洗浄します。
この際、数の子表面の汚れ物（異物・ゴミ・ウロコなど）を取り除いていきます。

過酸化水素入りの塩水に2～3日間漬け込み漂白、殺菌を行います。
この工程により、原卵に含まれている鰊の血液の分解、雑菌、生臭さを除去すると共に、数の子の本来の綺麗な黄色へと変化していきます。

数の子に付着している異物、ゴミ、ウロコ等を取り除き重量、形、色、質などにより選別します。
異質な物はここで除外していきます。

等級別に分けられた数の子を手作業で箱詰していきます。
今までの工程で取りきれなかった異物、ゴミ等もここで完全に取り除き、自動包装ラインで包装し、金属探知機・重量チェックをした後段ボールに入れ、-18℃の冷凍庫で保存します。